ペアウォッチに最適なアルパイン イーグル~スポーツシックなショパールのウォッチメイキングアイコン
2024 Valentine’s Dayに向けたショパールからのジュエリー&ウォッチ・コレクションの一環として、コンテンポラリーなスポーツシックウォッチコレクション「アルパイン イーグル」のペア・ウォッチを発表。
©Patrick Csajko
端正で洗練され、コンテンポラリーなスポーツシックウォッチコレクション「アルパイン イーグル」は、ショパールの共同社長を務めるカール-フリードリッヒ・ショイフレが1980年に考案した最初の時計「サンモリッツ」を現代的に解釈したモデルです。彼自らがデザインを手がけた「アルパイン イーグル」は、アルプスの豊かな自然に対する彼の情熱と、その地に生息するイーグルの圧倒的な力強さを宿したタイムピース。
最低でも80%のリサイクル素材で生成され、優れた硬度と光反射性を備えるショパール独自の「ルーセントスティール™」を採用したケースには、アレッチブルー文字盤をあしらい、クロノメーター認定を取得した高精度の自社製ムーブメントが時を刻みます。幅広いサイズで展開するこのコレクションは、41mm径モデルに加え、ベゼルにダイヤモンドをセットした33mm径モデルも取り揃え、男性はもちろん、女性の手首にもしっくりと馴染みます。「アルパイン イーグル」は、現代のイーグル-すなわち日々優れた能力を発揮し、インスピレーションを与えながらも常に高いビジョンを持つすべての男性と女性に捧げるタイムピースです。
ウブロスーパーコピー 代引き「アルパイン イーグル」のラウンドベゼルには、基本方位に2本ずつ、計8本のネジが留められ、アクセントとなっています。ネジの溝はベゼルの円のラインと平行になるように配置され、クオリティの高い仕上げと審美性を追求しています。このネジは、時計の100m防水を保証する技術的な機能も備えています。すべての「アルパイン イーグル」の平面全体と同様に、直径41mmモデルのベゼルにはサテン仕上げが施され、さらにポリッシュ仕上げの面取りによって、光の効果がさらに高まるよう、丹念に作り込まれています。直径33mmモデルは、ベゼルにダイヤモンドが繊細にセットされ、山の夜空に瞬く星のようにきらめきを放ちます。
時針と分針には、インデックスと同様にスーパールミノバ® グレードX1が塗布され、夜間の視認性を高めています。カール-フリードリッヒ・ショイフレにインスピレーションを与えた、アルプスの雪や急流、岩石が光の条件によって表情を変えるように、「アルパイン イーグル」ではポリッシュ仕上げとマット仕上げがさまざまな表情を生み出します。
ルーセントスティール™:卓越した技術の探求
「アルパイン イーグル」プロジェクトを進めるにあたり、ショパールはゴールドと同様に高貴かつ希少で複雑な新素材を開発し、ルネサンス期の錬金術師たちの夢を光り輝く姿へと現実化しました。ルーセントスティール™は、4つの特徴を備える、再製錬工程から生まれた合金です。
第一に、ルーセントスティール™は、ショパールの責任ある取り組みの一環として、少なくとも80%リサイクル素材を使用し製造されています。抗アレルギー性の合金組成により、サージカルスティールに匹敵する金属特性を持ち、高い皮膚適合性を備えています。また、従来のステンレススティールの1.5倍の磨耗耐性を備え、優れた硬度を誇ります。さらに、優れた均質性を持つ結晶構造と純度の高さが、高度な光反射性を生み出します。不純物の有無によってダイヤモンドの輝度が変わるように、この革新的なスティールは、従来のスティールと比較して不純物の混合が極めて低く、ゴールドに匹敵する輝きと光度を実現しています。
研究開発に4年あまりを要した新たな合金を使用する製造工程は、作業時間を大幅に増加させるとともに加工工具の消耗も激しく、困難を極めました。非常に複雑な開発・製造工程から、他では見られない希少なプレシャスメタルである現在のルーセントスティール™が誕生しました。ショパールは2023年より、ステンレススティール製ウォッチの全アイテムにこの新素材を採用しています。
自社製ムーブメント
カール-フリードリッヒ・ショイフレの高級時計製造に対する深いこだわりに忠実に、ショパールの時計アトリエで開発された「アルパイン イーグル 41」に搭載される自動巻きムーブメントは、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)の認定を受けています。
また、「アルパイン イーグル」41mm径モデルには、60時間のパワーリザーブを保証するキャリバー「Chopard 01.01-C」が、33mm径モデルには、42時間のパワーリザーブを備えるキャリバー「Chopard 09.01-C」が搭載されています。後者は、わずか8リーニュで、COSC認定を受けた最小キャリバーのひとつに数えられています。両キャリバーともに、サファイアクリスタルのシースルーバック越しに姿を覗かせています。
垂直統合型の製造工程により、ショパールではムーブメントの全部品からケース、ブレスレットの製造に至るまで、「アルパイン イーグル」の製造および組立工程をすべてインハウスで行っています。
【技術仕様】
アルパイン イーグル 41 mm
Ref.298600-3001 – ルーセントスティール™製、アレッチブルー文字盤
ケース:ルーセントスティール™
外径: 41.00 mm
厚さ: 9.70 mm
防水性: 100 m
・ルーセントスティール™製リューズ、コンパスローズ付き 7.00 mm
・バーティカルサテン仕上げのミドルケース、ポリッシュ仕上げの面取り
・バーティカルサテン仕上げのベゼル、8本のネジによる接線固定
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・シースルーバック、反射防止加工のサファイアクリスタル
ムーブメント:機械式自動巻きムーブメント Chopard 01.01-C
外径: 28.80 mm
厚さ: 4.95 mm
・部品数: 207
・石数: 31
・振動数:毎時28,800回(4 Hz)
・パワーリザーブ: 約60時間
・COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定
文字盤:ガルヴァニック加工によってサンバーストモチーフを型打ちしたアレッチブルー文字盤
・イーグルの虹彩に着想
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのインデックスと数字
針:スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのバトン型の時針、分針
・ロジウム仕上げのアロー型秒針
・イーグルのフェザー型カウンターウェイト付き
機能:時、分、秒
・4時30分位置に日付表示
・ストップセコンド機能
ストラップとバックル:ルーセントスティール™製フォールブレスレット
・ラージリンク
・サテン仕上げのサイド
・ポリッシュ仕上げのセンターキャップ
・トリプルフォールディングバックル
アルパイン イーグル 33 mm
Ref. 298617-3002 – ルーセントスティール™、アレッチブルー文字盤、ダイヤモンドセットのベゼル
ケース:ルーセントスティール™
外径:33.00 mm
厚さ:7.95 mm
防水性:50 m
・ルーセントスティール™製リューズ、コンパスローズ付き 5.60 mm
・バーティカルサテン仕上げのミドルケース、ポリッシュ仕上げの面取り
・ダイヤモンドをセットしたベゼル、8本のネジによる接線固定
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・シースルーバック、反射防止加工のサファイアクリスタル
ムーブメント:機械式自動巻きムーブメント Chopard 09.01-C
外径: 20.40 mm
厚さ: 3.65 mm
・部品数: 159
・石数: 27
・振動数: 毎時25,200回(3.5 Hz)
・パワーリザーブ: 約42時間
・COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定
文字盤:ガルヴァニック加工によってサンバーストモチーフを型打ちしたアレッチブルー文字盤
・イーグルの虹彩に着想
・ロジウム仕上げのインデックスと数字
針:スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのバトン型の時針、分針
・ロジウム仕上げのアロー型秒針
・イーグルのフェザー型カウンターウェイト付き
機能:時、分、秒
・ストップセコンド機能
ストラップとバックル:ルーセントスティール™製フォールブレスレット
・ラージリンク、サテン仕上げのサイド
・ポリッシュ仕上げのセンターキャップ
・トリプルフォールディングバックル
[参考資料]
「アルパインイーグル」~受け継がれる紳士たちの物語
ファミリーメゾンの経営にはビジョンが不可欠であり、さらなる成功には忍耐力と決断力が必要とされます。まさにそれが、1980年、カール-フリードリッヒ・ショイフレが自身初となる時計製作プロジェクトを発表した際に辿った道筋でした。当時、マニュファクチュールに勤務する弱冠22歳の従業員であった彼は、後に「サンモリッツ」と名付けられることとなる時計を父親に提案します。これが、一人の若者が翼を広げ、自らの思いを強く主張し、飛躍を遂げることとなる記念すべきプロジェクトの始まりでした。
メゾン初のスポーツウォッチであると同時に、アトリエ初のステンレススティール製タイムピースでもある「サンモリッツ」は、当時ゴールドを扱うスペシャリストであり、ダイヤモンドをセッティングしたゴールド製の時計を得意としていたショパールにとって極めて革新的なモデルでした。現実的な課題や入念に計算されたリスクに向き合いながら、カール-フリードリッヒ・ショイフレはこのモデルをその後10年間メゾンのベストセラーとなる成功へと見事に導きました。その後、ショパール共同社長に就任したカール-フリードリッヒは、数々の挑戦に挑んできました。自動車の愛好家と機械式時計の愛好家との間に存在する絆の強さをいち早く感じ取り、今や伝説となった「1000 Miglia」カーレースとのパートナーシップの基盤を整えたことも彼の功績の一つです。1996年には、オートオルロジュリーをあるべき姿へと復興することを目指し、フルリエの地にショパール マニュファクチュールを設立しました。同様のパイオニア精神に基づき、カール-フリードリッヒは、「Minergie(ミネルギー)」ラベルの認証基準に沿って設計された建物をフルリエに建築し、サステナブル・ラグジュアリーの道を切り拓きました。
そして今回の「アルパイン イーグル」で、歴史は繰り返されます。密かに祖父カールのサポートを得ていた息子、カール-フリッツの粘り強い説得により、父であるカール-フリードリッヒは、「サンモリッツ」の刷新を検討しました。当初はためらっていたカール-フリードリッヒも、彼自身が40年前に父親を説得した時のように、息子の強い信念に心を動かされたのです。
自然-最高のアルチザン
自身の創造力、アルプスの山々に対する情熱、そして「形態は機能に従う(form follows function)」という建築家ルイス・サリヴァンの名言をインスピレーションに、カール-フリードリッヒ・ショイフレは、2019年に新作コレクション「アルパイン イーグル」を発表しました。洗練された現代的なデザインのケースと一体型ブレスレットを備えるタイムピースは、美しいアルプスの自然とそこに生息するイーグルをモチーフにしています。岩のようなテクスチャーの文字盤はワシの虹彩を思わせ、針は羽毛を、そして冷たく輝くステンレススティールは氷河を連想させます。また、文字盤を彩るアレッチブルーは、アルプスの峰々の色合いを表現し、スイス・アルプス最大の氷河の青味を帯びた輝きに着想を得ています。
緩やかに先細になる「アルパイン イーグル」のブレスレットは、中央に立体的なキャップを冠した一塊のインゴットシェイプのリンクで構成されています。ケースには、古代から冒険家が目指すべき道を指し示してきたコンパスローズが刻まれたリューズを保護する突起部が設けられています。今日、コンパスローズは人生の進むべき方向を的確に選択することのできる、現代のイーグルたちの象徴となっています。