・ ジャガー・ルクルトスーパーコピー 代引き初となる、独自の運動学的効果を生み出す3つの軸上で回転する革新的なトゥールビヨン構造
・ デュオメトル コンセプトとリンクするグランドデイトを備えた永久カレンダー
・ 自社開発および製造の新しい手巻キャリバー388
およそ2世紀に渡って、ジャガー・ルクルトは正確な計時には不可欠の要素である、キャリバーの「鼓動」の完璧な規則性を実現する方法を追求することでほかのメゾンとの差別化を図ってきました。精度を追求する上で重要な研究分野として、ジャガー・ルクルトはトゥールビヨンの優れた専門技術を開発し、計時機能の精度を損なうことなく複雑機構を追加できるデュオメトル機構を発明しました。
2024年、ジャガー・ルクルトはこれら2系統の開発を組み合わせ、デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアルを誕生させました。これまで以上に創意工夫の限界に挑戦した新しいキャリバー388は、3つの軸上で「スピニングトップ」効果を生み出しながら回転する、まったく新しいトゥールビヨン構造を備えています。
計時機能をさらに向上させるために4Hz(28,800振動)で鼓動するキャリバー388には、グランドデイト表示を備えた永久カレンダーも組み込まれています
デュオメトル コンセプト - 精度における革新的な飛躍
ジャガー・ルクルトがデュオメトル コンセプトを開発するまで、時計のムーブメントに複雑機構を追加することは、正確な計時とは相容れないものだと考えられていました。なぜなら、正確な計時には、ムーブメントの香箱から脱進機への動力供給が安定していなければなりませんが、複雑機構を動作させるには多くの動力が必要であり、そのために安定した流れが遮断され、精度に悪い影響が出てしまうためです。
2007年に導入された特許取得済みのデュオメトル機構では、2つの香箱と2つの輪列が1つのキャリバーに組み込まれており、1つの調整機構に接続しています。1つの輪列が時刻表示を、もう1つがその他のすべての追加機能を動作させます。このように動力を分離することにより、デュオメトル機構は極めて高い動作精度を保証しています。
この独創的なコンセプトによって、マニュファクチュール ジャガー・ルクルトは時計製造の歴史に新たな章を加え、時計の複雑さへの扉を開き、デュオメトル コレクション全体の基礎を築きました。
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2024新作 ジャガー・ルクルト「デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアル」
ヘリオトゥールビヨン - 新たな多軸上での回転
トゥールビヨン調速機構に約80年にわたって蓄積された専門技術を組み込んだデュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアルは、3つの軸上で回転する新開発のトゥールビヨン構成を備えています。これによって、ジャガー・ルクルトにとって初めてとなる回転するコマのようなまったく新しい運動学的効果が生み出されました。
当初は懐中時計用に考案された従来のトゥールビヨンは、単一の軸上で回転するため、どの位置でも重力の影響を補正できません。手首に装着された時計があらゆる位置でより効果を発揮するには、回転軸を追加する必要があると考えたジャガー・ルクルトのエンジニアは、2軸のジャイロトゥールビヨンやそれぞれ異なる形状のヒゲゼンマイが取り付けられたさまざまなトゥールビヨン構成を開発しました。
シリンダー形ヒゲゼンマイを備えたヘリオトゥールビヨンは、この概念をさらに推し進め、3軸上で回転する3つのチタン製ケージで構成される新開発の構造を採用しています。1つ目のケージはテンプに対して90度の角度でセットされ、垂直に回転します。2つ目のケージは、1つ目のケージに対して90度にセットされています(つまり、テンプと同じ平面上にあります)。これら2つのケージは共に、40度に傾斜した軸を中心に30秒で1回転します。3つ目のケージは2つ目のケージに対して垂直にセットされ、60秒で1回転します。摩擦を最小限に抑えるセラミック製ボールベアリングで支えられたこのトゥールビヨンは、163個の部品で構成されており、重量は0.7g未満です。
グランドデイト表示を備えた永久カレンダー
極めて洗練されたトゥールビヨンとデュオメトル機構をさらに引き立てるため、ジャガー・ルクルトの時計職人は永久カレンダーをキャリバー388に組み込みました。習熟するのが最も難しいとされる複雑機構の1つである永久カレンダーは、異なる月の日数や閏年を自動的に調整する小型の機械式計算機です。これによって、曜日と日付の表示を手動で修正する必要があるのは2100年と、その後の閏年ではない100年ごとの年のみとなります。
キャリバー388では、永久カレンダーに影響を与えることなく、時分を進めたり戻したりできます。通常、永久カレンダーは時間の経過(時針および分針)によって設定されているため、時刻を戻すような調整をすると同期が解除されてしまい、カレンダー機構が損傷する恐れがあります。キャリバー388では、巻き上げおよびカレンダー部品の関連性から、永久カレンダー機構は前に進むのみで、 時刻を戻しても機構を引き戻すことにはなりません。
キャリバー388のその他の注目すべき機能には、時計愛好家が求めるクラシカルでありながら希少な複雑機構であるグランドデイト表示があります。これは時分サブダイヤルの3時位置に設置されており、優れた視認性を確保しています。年表示では、ジャガー・ルクルトが取得した特許によって閏年の最後の数字がレッドで表示されます。また、ムーンフェイズ表示は122年間調整の必要がありません。
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2024新作 ジャガー・ルクルト「デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアル」
デュオメトルのデザインコードを再解釈した洗練されたダイヤル
デュオメトル コレクションは、ダイヤルのレイアウトの力強い対称性が特徴になっています。デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアルのダイヤルでは、三角形の配置が2つの香箱と輪列が90度に回転する基本的な機構を率直に表現しています。巻き上げリューズが三角形の頂点となり、時表示の両側に2つのパワーリザーブが配置されています。三角形の「底辺」は一方がムーンフェイズ表示と曜日、もう一方が月と年によって形成されています。
縦方向では、ダイヤルの両サイドがマイクロブラスト仕上げと面取りの対照的なエリアを備えたゴールドのブリッジで区切られており、興味深い光の戯れを作り出し、時計ケースの仕上げに呼応しています。ダイヤルの左側にはオープンワークが施されており、異なる軸上で異なる速度で回転する3つのケージの組み合わせによって生み出される運動学的効果である、「スピニングトップ」と呼ばれるトゥールビヨンの回転の様子を眺めることができます。ケース側面のサファイアクリスタルの窓からは、この魅惑的な機械によるショーを別の角度から眺めることができます。
トゥールビヨンは星空を表すディープブルーのラッカー仕上げの背景の上に設置されており、これが回転すると3つ目のケージにセットされたレッドの三角形が、星空のブルーの背景の上に浮かぶ サファイアクリスタルの弧上に20秒間隔で表示されます。メインのダイヤルには洗練された仕上げがふんだんに施されており、アプライドアワーインデックスと日付および年の周囲のフレームを備えています。オパーリン、ブラッシュ仕上げ、アジュールの表面の組み合わせによってさまざまな表示の間に絶妙なコントラストが生み出されています。
時計製造の伝統の高貴な技を体現するこの素晴らしい装飾はムーブメントに施されていますが、その中にはサファイアクリスタルのケースバックからは見えない部品も含まれています。サテン仕上げの表面はペルラージュ仕上げとコントラストを成し、エッジは手作業で面取りおよび研磨されており、サンレイ仕上げのコート・ド・ジュネーブ(コート・ソレイユ装飾)はブリッジ全体に放射状に広がっています。ジャガー・ルクルトのすべてのムーブメントと同様に、キャリバー388もマニュファクチュールで考案、設計、製造、組み立て、仕上げが行われています。
新しいデュオメトルのケース:伝統から着想を得た現代的なエレガンス
2024年に3つの新しいデュオメトルのモデルを発表するジャガー・ルクルトは、コレクションのために全く新しいケースをデザインしました。19世紀にジャガー・ルクルトが製造したサボネット懐中時計を現代的に解釈した丸みを帯びた輪郭は、魅力的な外観であると同時に非常に心地よい感触です(フランス語の「サボネット(savonette)」は文字通り、手のひらにすっぽりと収まり、丸みを帯びた小さな円形の石鹸を意味します)。凸状のクリスタルと優美な丸みを帯びたベゼルを備える新しいデュオメトルのケースは、この文字どおりの定義を非常によく表現しています。また、リューズも新たにデザインされ、操作を楽しめる丸みを帯びた深い刻み目が付いています。実際、シャープなラインはポリッシュ仕上げのラグのエッジだけです。
直径44mmのケースは、34個の部品で構成される複雑な構造です。ラグは一体型ではなく、ねじ込み式のため、複数の仕上げを施すことができます。ポリッシュ仕上げ、サテン仕上げ、マイクロブラスト加工の表面を組み合わせることによって、腕を動かすたびに光と影が魅力的に交錯します。ケースのシンプルな見た目に反して、内部のキャリバーの複雑さを表現するようにディテールは複雑です。
スーパーコピー究極の機械的な洗練、革新的なトゥールビヨン、高度に洗練されたデザインを備えたデュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアルは、メゾンの精度への追求と無限の創造性への新たな冒険を示しています。